終身雇用制と今後の働き方

平成時代には来ると思っていた終身雇用制の崩壊があると思っていました。
しかしながら、様々な所で色々終身雇用制の終了とは言われていたものの産業界からのアナウンスはされていませんでした。

令和の時代になり遂に崩壊が本当になる日を迎えようとしてます。
ついに、経団連やトヨタ自動車などが終身雇用制度は守れないと発表しました。

Yahooニュースやツイッター界隈では、多くの人達が国や企業に対して無責任を責めるようなコメントが多数見受けられました。

IT系兼業投資家の私の立場としては、既に平成の時代に終身雇用制の崩壊が懸念されていた事は既知だったにも関わらず
今、令和の時代になっても不平・不満を国や企業に言い続ける事が生産的ではない事を早めに気がつく事だと思ってます。

世界的な観点から見たら、終身雇用制などを唱えられていた国は日本だけであり
その終身雇用制が成り立ったのは、経済的成長があったからこそ言える事で
今現在の経済状況では国民の一人一人を守る力は国にも企業にもありません。

ただ今後、雇用の自由化や人材の流動化が積極的に進む世界に日本が変わっていく事が出来れば、技術・能力の高い人などに対して高い賃金を払い、能力相応の賃金がより平等に支払われる世界になると考えられます。

今後、私達日本国民がしなければならない事は、国や企業批判よりも自己分析・現状分析をして自己投資する事が大切になってくると思います。

特に投資家などは、国や企業などを批評する傾向にあります。
しかしながら、兼業投資家の強みとして、このような時代の流れの場合、投資を自分に集中させる事も可能なので、兼業投資家の方々には自己投資にも時間リソースのアロケーションを移行させる事が必要になります。
今後、兼業投資家の人達は、上手く投資だけでなく、また企業勤めだけでなく上手いバランスで生きる事が可能になると良いなと願ってます。

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