最近、Twitter界隈で”今しか出来ないから、ここではお金を使って経験を大切にしたい”などのツイートを度々拝見しました。
その話を会社の新卒2年目の後輩君にしてみたところ
その後輩君も、”若い頃にしか出来ない事などは今経験しておきたいです”との事だった。
Twitter界隈及び後輩君の意見としては、その時しか出来ない事は、貯蓄・投資積立よりも、その時しかできない経験の場合はお金を使ってでも経験したいとの事でした。
結論から言ってしまえば、お金が有れば使ってでも経験すればよいのでしょう。
ただ、お金が無ければ、経験したくても経験は出来ない。の二言になります。
厚生労働省の調べによれば日本の単身の平均貯金額が年代毎に以下のようになっています。
- 20代の平均貯金額は142万円(中央値0円)
- 30代の平均貯金額は589万円(中央値83万円)
- 40代の平均貯金額は936万円(中央値30万円)
- 50代の平均貯金額は1,342万円(中央値130万円)
上記の値は、平均貯金額で中央値の値は散々な値になってますね。
正直に、20代の貯金金額くらいだと心にも余裕がないんじゃないかとも個人的には思いますが遊びたい人は遊びたいのでしょう。
私の場合は社会人になってから10数年間、新卒の頃から今に到るまで貯蓄はせずに投資をひらすら行ってきました。
初任給に関しては大学院卒の大手企業で手取り22万円くらいでした。
光熱費に関しては寮に住んでいた為、全てを合計しても4万円くらいでした。
私の場合、新卒から今まで、毎月外食は最低でも2回以上はしてますし旅行も1年に1回はしてました。
それでも年間の投資は100万円以上できてます。
やりたい事もやってきました。
ただ、経験するにしても投資を切り崩してまで、今やらなきゃいけないという事はしませんでした。
むしろ、自分の貯蓄・投資を崩してまでやりたい事をする事は、自分のオーバーキャパシティだとも思ってました。
ライフラインを削ってまでする事ではありません。
一言で言うと無い物ねだり状態です。
やりたい事をするにはお金が掛かり、お金を借りる必要がある、または貯金や投資を切り崩す必要がある場合、それは本当に自分の見合った生活なのだろうかと考えてました。
たとえ、お金をギリギリ払えたとしても、3ヶ月分の生活や未来を見据えた時に本当に困らないか判断ができる事が大切だと思います。
若くてお金が今あるからと言って、50代、60台、老後などを考慮した時にお金があるとは限りません。
また、若い頃にしか遊べない、経験出来ない事は本当にそうなのかを考える必要があるのではないかと思います。
海外旅行や友人との会食などで、結婚したら出来なくなるからという人もいますが、結局なところ、それで海外旅行や会食に行く事ができないかと言ったら実際はそんな事はありません。
一方で、海外旅行や遊びに行けていない人がいるのも、また現実です。
結果的に、海外旅行に行けていない人などを見ると、貯金や投資をしていなかった人達が結局はお金がなくて出来なくなったオチになっているケースが殆どです。
何歳になっても、いつになってもやりたい事とお金のバランス感覚は保っていたいものですね。
IT系兼業投資家としては、投資で得られた余裕資金で人生通年を通して、投資もやりたい事も両方やります。
片方しかできない環境は作りません!(ドヤ顔