IT系兼業投資家の英語の歴史

英語に関してどのように学び始めたかツイ友のジャスミンさんがBlogに投稿された記事を見て、私もどのように英語を始めたのかを思い出し始めた。

幼少期の英語への取り組み

始めに英語に出会ったのは小学校の頃でした。
父親が英語の学習を30歳くらいから初めて、家にホームステイの海外の方々が来るようになり海外の方と話す障壁は無くなりました。
その頃から、英会話塾に通うようになりました。
その時は感覚で、あーだこーだ言ってた気がします。
今思うと、この時点で英語を学ぶ事の抵抗を軽減していた事は今になって大きかったとすごく感じます。

*ちなみに現在、父親は60歳を超えて英検1級を取得。ただ、スピーキングスキルは呂律がまわってなく最悪。笑

学生時代の英語学習

中学と高校に関しては、英語の宿題はしっかりやっててテストでも良い点数が取れていたと記憶してます。
しかしながら、それから大学では全く英語を話さない生活を送っていました。
唯一、コンピュータサイエンス(情報工学)を勉強していたのでコンピュータ用語に使われる英語だけは分かるレベルという感じです。
次の大学院では文献を読んだり論文の概要文を英語で記述しなければいけなかった時があり
その時には、もう全く英語は出来なくなっていたので非常に苦労と迷惑をかけた思い出があります。

ただ、その時に同時に海外のネットワークゲームのDiabloやUltima Onlineなどが一世風靡しており
ゲームの中は全て表記が英語なのもあって、英語を読む事と海外のキャラクターの人とは会話も問題はありませんでした。

そんなこんなだったので英語はまともに勉強はしてこなかった
ただ、英語に抵抗が無いというのが現状です。

*Ultima Online(通称:UO)は、私のTwitterでもよく出てくる海外のネットゲームもう20年以上のMMOゲームです。

社会人からの本格的な英語学習

社会人になり、現在のIT企業に入社した際に、英語化の波が押し寄せてきました。
海外出身のスタッフが非常に多く入社をしてきた事もあり、社内ポータルサイトも英語になりドキュメントの提出や発表報告も英語に切り替わりました。

私自身どうだったのかと言うと
私のチームに海外の大学出身の新卒が配属されることもあって必死になって勉強をしました。
その時のメンバーは、イエール大、ハーバード大、コロンビア大、UCバークレーなどの出身者だったので下手な仕事は出来ないと必死になってました。

ただ、勉強は間に合っておらず、非常に拙い英語で仕事をしていた覚えがあります。
心の中では絶対に日本語を使わない事を決めていましたが、私が何を言いたいのか分からなすぎる時は、海外メンバーが日本語に切り替えて話を始めた時には酷く落ち込んだ思い出があります。
裏では、海外メンバーが私の英語の学習に協力するべきと無理にでも英語を話続けるメンバーと、それでも日本語を使わなければ正確な仕事は出来ないと主張するメンバーで色々あったみたいです。
そう言う話も知っていたので尚更必死でした。

英語学習の為の自分への投資

そんなこんなで、日本にいながらも会社では完全な英語化と、会社のあとは2年の間、週に2回GABAの品川校に通い続けました。
2年で150万円を払ったのは自分にとって良い投資でした。
テキストなどに関してはトータル4万円くらい費やしたと思います。

会社の英語の評価制度に関して

英語化が進むにつれて、会社の方からTOEICのスコアを評価に取り入れる。
ある一定のスコアに満たない場合はある一定の減俸(5%〜30%)を行うとの指針が発表されて
TOEICを取得する事になりました。
私の場合は、それまでTOEICを受けた事が無かったので短期集中形式でやりました。
この試験が出来るか出来ないかでお給料の実数として1000万円の年収が800万円などに目減りしてしまうので死活問題ですよね。
逆に言えば、これが出来れば評価も上がりやすいという話になります。
評価や転職などの市場原理が分かれば簡単な話ですよね。
でも、人は難しい生き物で、色々受け入れられない人も多々出て来るようになります。
会社では英語化に反対する人や離れていく人も多く、大きな変革だったと思います。
時代の変化と流れもあり、それについてこれない人は離れていくことになります。
ニュースや新聞でも英語化失敗や英語化の必要性に疑問を唱える記事などもあり社内でも複雑な心境でした。

仕事のポジションと働くメンバー

それから、私はというとマネージャーのポジションになり、海外メンバーも増え続け日本人が居ないグループを管理することになりました。
アメリカ人、ロシア人、韓国人、中国人、台湾人、フィリピン人、インド人などなど様々な国のスタッフと働いてます。
英語で会話が出来るようになってからは色々な価値観や文化の違いなどを話したりすることで視野が大きく広がりました。
最近では、心が通じるコミュニケーションとはこういう事をいうのかなとも感じるようになってきました。

今現在の英語の利用と今後の展望

今現在は、部署異動をして日本人のSalesと私が所属する海外のスタッフが多い開発の部署のプロジェクトマネージャー(通称:PDM)をしています。
特に中国人のメンバーが多いのと、僕と一緒にペアで進めているメンバーが韓国人という事もあって今現在は、中国語と韓国語も来年の仕事に取り入れるべく精進している所です。

投資への応用

これらの言語スキルは、海外投資の情報の収集、データ分析プログラムやサーバの構築などでも常に利用するので今となっては必要不可欠のスキルセットになってます。
このスキルセットがなければIT系兼業投資家としても現在の投資リターンと年収には達さなかったと確実に言えます。

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