中国出張で感じた事

北京に出張で来ております。

世界の幾つかの国に、現在私が勤務している会社の支社があります。
今回の出張は、現地の視察と及び今後の業務改善やビジネスの方向性を検討する会議がありました。

日本から向かうスタッフは、4人が日本人で、1人がインド人、もう1人がフィリピン人。後者2人は日本語が出来ません。
その為、英語での会議になります。

現地のメンバーは、北京なので中国人です。
話す言語は、中国語、日本語、そして英語です。
日本語に関しては、社内の全員ができるようでした。
英語に関しても、課長以上の役職は皆話せるようでした。

現地のメンバーは、こちらの言語に合わせて柔軟に言語を切り替える対応をしてました。
また、プログラミング言語も、どのスタッフ問わずある程度できるとの事。
正直に驚きました。
日本のスタッフは仕事を依頼するような形の役割になってます。
もちろん、ビジネス戦略に関しては、日本で組み立てられてますが、大抵のアウトプットは海外で出来てます。

正直に、能力的には海外メンバーの方が高いのでしょう。
賃金は日本スタッフの方が高いです。
つまり海外雇用を促進した方が安くて能力の高いスタッフを雇用できるという事になります。

今後10年、20年後には、日本スタッフは能力は低くコストがかかる人種になり海外スタッフは能力が高く低コストで働くようになると考えられます。

まさに、今私達が日本のバブル時代の団塊世代に思っているような気持ちを、今後は私達が思われる番が来るのだと言えるでしょう。
そんな現状も知らず、日本の20代・30代の社会人は、使えない高給取りの40代、50代をクビにして若い社会人を雇用した方が良いと声を上げてます。

今後、私達が世界を相手に無差別級で勝負をするにはどのような能力が必要なのでしょうか。
今回の北京の出張は、色々考えさせられるものになりました。

こんな感じだと、日本のGDPの成長率はマイナスになり
新興国の成長は加速化して、経済的な成長率は日本を大きく引き離す事になりそうです。
投資の方向性としても、日本の株への投資は程々に、新興国の優良企業への投資は必要不可欠かなと考えてます。
為替も円の価値は落ちてくるんじゃないかなと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です