投資の価値観の押し付け

ここ数年、金融庁やネット証券の積極的な取り組みもあり投資は一般的にありふれてきました。
しかも、投資信託が100円から購入できる事もあり、誰もが投資を行える環境があります。
また、最近ではビットコインやクラウドファウンディング、ソーシャルレンディングなどなど色々な金融商品が出てきました。
現代の投資は、人それぞれ好きな投資方法を選べます。
そんな世の中になってきました。

そのような時代の流れの中、日本の経済成長の鈍化、公的年金の破綻の流れ、消費税を含めて税金の上昇などもあり
そして、銀行の低金利の流れから、日本国民は銀行にあるお金を銀行から投資に回すようになりました。

最近では、Twitter界隈でよく見かける

  • 積立NISAで投資信託S&P500を買った方がいい
  • iDeCoは絶対にやるべきだ
  • FXはリスクが高い
  • 株は危ない、投資信託にしておくべきだ

と自分自身の考えを公言する人が増えました。
またそれ以上に
会社で仲間に投資の話をしてiDeCoを勧めたが話を聞いてくれなかった
投資のアドバイスをしたが動いてくれない
家族の同意が得られない
などの反応も見るようになりました。

IT系兼業投資家の私も実際の職場で投資の話を魅力的に話す事はありますが
話した相手が動こうが動かなかろうが、気にした事は一度もありません。
むしろ、話し手がが聞き手の動きをコントロールする事は非常に難しい事であり
話し手が話す事を何処まで信じるかは聞き手の自由です。
特に、お金や資産に関する話ならば尚更ですね。

また逆に聞き手側から感じるとすれば
話し手の方が成功事例、ロールモデルになっていないのであれば
何故、その話を信じる必要があるのかをよく考えなかればならないと思います。

特に投資を勧める人の殆んどがお金持ちでもなく、低所得の場合
その人が発言をする意見は冷静に判断する必要ああります。
何故ならば、投資の話の正しさよりも、その話の結果がその人自身だから。

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